干ししいたけも作り始めました。
これはイベントってわけではないのですが、メニューでもないしなぁ。まあお店の販売品というのではありますが、自然任せのきのこの発生ですので、自分としてはこの収穫も春と秋のイベント的なものであります。
この春の発生は今までで最高の量かもしれません。3日連続で収穫してアルプス市場へ出しているのですが、あまりにも大量なので、岡谷のカンビオさんの方へも今日20パック届けてきました。放射能検査の結果も出て検出限界以下とのことで不検出になりました。信濃毎日新聞の報道で、塩尻の椎茸から6ベクレルのセシウムが出たという記事があったそうです。完備おさんところでは伊那谷の生産者の椎茸が猿の害にあって全滅してしまったことから今年の春は椎茸の販売を諦めていたそうです。
他県の物もあるのですが、大量生産しているキノコ農家の原木は東北地方から安く買入れるところが多く、セシウムの心配から取り寄せて販売できないようです。塩尻市の椎茸からセシウムというのもよく調べてみないと判りませんが、何処の山から持ってきた原木なのかという問題かと思ったのです。
市場で売れ残っているものは引き下げてきて、新しいものと交換してきました。古いのはまだ悪くなっているものではないので、スライスしてビニールハウスの乾燥棚に広げて干ししいたけにしています。重さから言うと約3分の1くらいに軽くなりますので、生のものと比べると3倍の価格設定となるのですが、これにはスライスと乾燥という手間賃が含まれません。でも、保存が非常に長くなるので、慌てて販売してしまわなければということが無くなりますので、気持ち的には楽になりますね。
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