2011年12月24日

一年間ありがとうございました。



今日が今年最後のパン屋の日となりました。実は今日から北海道産の粉を一切使わないですべてのパンが県内産小麦粉に変わりました。仕込んだ時にはこれでいけると思っていたのですが、やはり勝手が少し違っており発酵が進むにつれてだれてきました。もう少し早めにこなしていかなければいけないようです。暫くは初心に戻って勉強の日々が続くのかと思います。

このところ店内の冷え込みも大きくなり、床面の温度を上げないとゆったりのんびりとお茶や読書の時間を楽しめないのではないかと思い、工場に設置してあるサーキュレーターをホールの方へ持って来ました。これで今まで以上にお客様に暖かく過ごしてもらえると思います。どうぞ新年7日初売の時にはゆったりとおすごし下さい。



午後から木曽の山のほうから雪がチラチラと舞って落ち始めました。夕方からは遂に道を白くし始めました。道に圧雪などしたら店長の足となっているバイクでの移動が遂にできなくなってしまいます。ガソリン代も気になりますが、バイク好きの店長にとっては寂しい日々の突入となります。

さて、今年一年間きんぴらのパンをご利用いただき本当にありがとうございました。
来年は今年以上より一層の努力でお客様に質の良いパンを提供できるように努力していきます。
これからもよろしくお願い致します。

追記

原発事故の一番の原因は地震ではなく、マスコミと電力会社と政府と御用学者と言われる専門家のせいだという事をしっかり意識してこれから先の生活を作っていきたいと思います。
これからの日本の未来が明るく平和であるようにと願います。
そして、その思いが世界に広がるようにと。
  


Posted by きんぴら農園長1 at 18:10Comments(0)営業日

2011年12月21日

心配の種、ぱん試作してみました。



朝6時頃、昨日夕方仕込んでおいたパン生地はしっかりいい状態に膨らんでいました。



分割作業です。保育パン生地だけ発酵オーバー気味なのでベンチタイムは5分ほどですぐに成形の丸め作業としました。



今までとほとんど同じ配合の仕込みでしたが、何とか無難なぱんになっています。しばらくは出来るぱんの様子を見ながらやっていけそうです。一安心でした。



昨日焼き上げたケーキと菓子類の袋詰め作業を待ち時間にやりました。アドリブで作ったココアクルミケーキは上々の出来でした。1年間の感謝の気持ちを込めて常連さんにあげるのもいいかと思いました。  


Posted by きんぴら農園長1 at 10:41Comments(0)新製品

2011年12月18日

新メニュー登場か。





店長の体調を良くするために今色々とやっていることがあるのですが、朝体操・腰痛ストレッチ・口内舌回し・眼球回し・牛車腎気丸(漢方)・自家製酵素・それに加えて納豆とヨーグルトとすんき漬け。なんだか畑の土と同様に身体の菌類を善玉にしていくことが必要だってんで、ヨーグルトきのこに手を出してしまった。きんぴらがまだパン屋でなかった頃ケフィアヨーグルトやこのヨーグルトきのこもメニューに加えて出していた。
息子の葉が書籍から仕入れた知識によると、ヨーグルトきのこはやったら身体に良いそうで、お父さんは食すべきだと申すのです。と言うより面白そうだからというのがその眼差しからどうしても読み取れる。まあ、体調が良くなって持病を心配しないで動ける身体に近づくのであれば何でも食しましょう。ということで菌を購入して自宅で作り始めた。
ヨーグルトだけ大量に食べるということはできないので、作り続ける時にはどんどん増えるヨーグルトをできるだけ多くの人で食す必要があるわけでして、お店のメニューにも加えるということになるわけです。
え?味ですかい、きっとやったら酸っぱいジュワッとしたヨーグルトとなることでしょう。  


Posted by きんぴら農園長1 at 18:51Comments(0)メニュー

2011年12月18日

お店の薪作り頑張ってます。









山から玉切した赤松の材を店に2度運びました。数としたら約26玉。割と太い玉なので楔とハンマーで4つに割ります。
後は斧でバンバン割っていきますが、店長の体力が持ちません。店番の合間に息子がお手伝いしてくれましたが、ほとんど店長がやっていますので、手首は相当痛くなっています。こういう時には電動薪割り機を使うのが一番いい。でも、あまり力のある薪割り機ではないので、楔で割る作業はやはりやっておかないと使えないのであります。
一年ぶりに出して使ってみましたが割れません。こんなに細くなった薪材も割れないのかとがっかりでしたが、音が大きくなってきて、遂に壊れるかと思ったら、ひとつ割れた途端に力強く元気になった。やはり斧を振り落とすよりも簡単で安全であった。



朝8時過ぎから動き出して午後3時には店の一年分の薪が今日全部割れて整ってしまった。山にはまだ昨年倒した赤松と玉切りした材がたくさんある。今年運び出して薪にして雨の当たらない所へ積みあげないといけないな。薪が欲しい方はどうぞ山に来て持って行って下さい。  


Posted by きんぴら農園長1 at 18:29Comments(0)

2011年12月12日

来年からぱんの質が変わります。

今まで使っていた国産パン用粉が入らなくなり最後の1袋になっております。年内はこれからぱんの生産量を控えていく時期になってきたので何とか持つような気はしていますが、来年からはきんぴらで作っていた全てのぱんの小麦粉の種類と配合の見直しとなります。という訳で今までと違ってしまいます。健康重視の基本としている角食パン生地は南部小麦の全粒粉から黒小麦の全粒粉へと変わります。グルテンの比較的多かった北海道産の小麦はこれからは使いませんので、主となる小麦は全て県内産小麦となります。小麦粉を多く使う一層膨らみの悪い詰まった重いパンとなりますが、美味しくて安心を全面に出してのパン作りには変わりありません。県内産のパン用粉として使うのは華梓という名前の粉です。
これから先政府の方針で一層安い外国産小麦粉が入ってくるでしょう。ポストハーベストの心配が又浮上してきそうです。大手の企業が作るぱんは全てこういった粉を使うことでしょうから、お金にゆとりのない人達は安い食材や商品に流れることでしょう。人の営みで一番大切なことは健康に生きることから全て始まっています。自分の健康を作っている食をもう一度翌々考えて買い物をする時代が来ています。きんぴらのぱんを買わなくても別にいいのですが、良い食材を使って料理を作れる豊かな暮らしを皆で共有できればいいなと思っています。
ぱんの食感や今までのイメージとかけ離れない様につくろうとは思いますが、材料が違ってしまいますから同じようには行きません。暫くは配合を変更したり作り方を変えたりとふらつくこともあるかもしれません。
どうか来年から登場するパンたちを温かい目で見てやってくださいまし。

今年店の営業は24日までとなります。
新年は7日からの営業となります。
皆様どうか健康で良い年越しをおすごし下さい。  


Posted by きんぴら農園長1 at 18:18Comments(0)新製品