2015年10月24日

きんぴら農園そば会のお知らせ 2

農園の蕎麦をやっと製粉しそば会に利用出来るようになりました。
新そば第一回目は明日となっています。
そば会メンバーに登録された方には既に名人督太さんからそのお知らせメールが届いていることと思います。

以前そば会のお誘い記事を書いた時に開催は日曜とお知らせしましたが、督太さんは平日の方が都合が良いそうです。そういう事で平日が開催日の主流となるそうです。
それでも明日のように日曜日と言うこともありますので、都合の良い方は是非ご参加下さい。

今日は製粉作業と今年の蕎麦のことを少し書きますね。

蕎麦の刈り取り時期というのは結構難しいようです。
下の方から順に花を咲かせて実がなっていくので、下の方の実はすっかり充実しているのに上ではまだ白い花がチラホラと咲いているのです。
全体がすっかり実の充実になるのを待っていると下の実は落ちやすくなっており、刈り取り時のショックでばらばらと落ちてしまいます。
それから青い実が着いている内に刈り取りをすると香りの良いそば粉が取れると聞きますが、コンバインで刈るには詰まりの原因となり都合が悪く、そうなると手刈りに頼るしかなくなります。
機械化出来ない分広く多く作ることは出来なくなるという訳です。

今年のきんぴら自然農園の蕎麦は苦労承知の助で、香りの良いそば粉を取る為にまだ白い花が咲いている内に手刈りを決行しました。
その成果は製粉してみてよく判りました。

   
 

昨年よりも随分緑色した粉が取れています。
1回目は殻を外す為のあら製粉です。
2回目が仕上げ製粉です。
製粉の細かさを決めるダイヤルがありますが、これ以上細かい方へ回すと直ぐに熱を持って製粉出来なくなってしまうので、これが限界のようです。

近所に蕎麦好きの方が居て、毎年今年の出来を探るべく少しの量を献上して感想を求めているのですが、今年は味は美味かったよということでしたが、粉が粗すぎると指摘されました。
メッシュ80番以上を使うことを勧められました。
ああそうですかと答えはしましたが、頭の中ではメッシュを変えてもしょうが無いと思っていました。
製粉機の臼の性能で微細なものが取れるのか取れないのかが決まるんだよな。
粉粒は大きい物と小さい物と中くらいの物が混じると生地がしまって繋がりやすくなります。
コンクリートを作るセメントと同じ原理です。
粗いのが良いとか細かい方が良いとか一概には言えないし、僕は味そのものの決め手はそばの実そのものにあると考えています。

明日は始めて早刈りの新そばを頂けるわけです。
その味次第で又来年の蕎麦栽培の展望が見えてくるはずです。

おまけ記事です。
平出遺跡公園では今日と明日そば切り祭りが行われています。
500円で食べきれない位のお蕎麦が食べられると聞きました。
そうそう、ワインも飲めるそうです。
今日も多くの人の賑わいがあったようで、そちらからお店に流れてくる方が居ました。
明日もお天気に恵まれるようなので、蕎麦好きの方は是非お出で下さい。
きんぴらのお店は月の最終日曜と言うことでお休みとなります。
  


Posted by きんぴら農園長1 at 17:46Comments(0)イベントお知らせ

2015年10月19日

第6回 鳳来寺山表参道 イ・マエストリに出店します。

今回初めて参加するイベントです。
クラフトフェアーできんぴらのパンを購入された方からのお誘いでした。

どこで行われている催し物でしょう。
愛知県新城市門谷字宮下26 門谷小学校 ・・・・んんん、結構山ん中ですね。
2015,11月7.8日(土日曜) 9時から16時まで行われます。

どんな事やってるのかなぁ・・案内状には”一つの分野で優れた技能を持つマエストロ達の集まり・・・「イ・マエストリ」”と書いてありますね。

企画・主催は爾今(にこん)/白井・大井とあります。
お問い合わせ カフェ爾今 090-1232-2605 080-3646-9244


何だかちょっと行ってみたい気持ちになり、とにかく参加してみないことには何も始まらないか。
息子がパン売りに行くと決めましたので、遠くですが興味のある方是非お出かけ下さい。  


Posted by きんぴら農園長1 at 18:31Comments(0)お知らせ

2015年10月19日

松本クラフトピクニックに出店参加してきました。

毎年秋にはあがたの森公園でのクラフトピクニック参加が恒例の行事となっています。



農園長としてはパン仕事以外に来場者の方たちに揚げたてのパンを作ってもらおうと言うブースを担当しますので、早朝2時半からの作業で疲れきった身体で対応するために結構ダジャレが滑るわけです。
まあ、参加年齢が5歳以下の坊ちゃん嬢ちゃんということも有り、滑るに滑るわけでも有ります。

今年もこの揚げパン屋さんを目当てに来場してくれた方もおり、大変有り難いわけで今年は昨年午後1時にはすでにパン生地が無くなってしまったことも有り、倍の量を仕込んで対応いたしました。
その甲斐あって1日目にはばっちり生地が残ってしまい、退場間際に1人でせっせと上げパン作りをして配布するということになりました。
しかしながら知り合いに配布したその揚げパンがあまりに美味しかったというわけでして、翌日はわざわざ揚げパン作りに来てくれた友達がいました。
これはこれでよかったかなと思いました。

さて、今年思ったことですが、やはり小さな子に揚げパンを作ってもらうということは難しいなと、手の大きさや対応力の未熟さや高熱の油を扱うことも有り危険過ぎるかなとますます思ったのです。
粘土遊びとパン生地の扱いはまったく類似しないと言うことを思ってはいましたが、楽しきゃ良いかと誤魔化しておりました。でもちゃんとしたパン作りをしたい気持ちとなっております。
そうなったのも参加者の80%が小さい子が占めてしまったことにあります。
受付から頂いたボードには”親子で楽しむ・・・”とまで書いてあり、いつから親子で楽しむ・・になってしまったんだと自分でも参ったなぁという気持ちであります。
出来れば美味しい揚げパンを天然酵母で作ってみたいという大人相手に、遊び半分で昭和まっただ中の「ガチョーン」とか「アチャパー」等というギャグも使ってパン作りを楽しみたいと思っているのでありまして、これが受ける年代の方にも参加して頂きたいのであります。

来年は厳しく小学生未満の方の参加お断りにしようかと思っています。
それからぱん屋としては少し柔らかめの生地で作りたいのですが、参加者の皆さんの技量に合わせて硬めの生地を用意しないといけないと思いました。べたつきにくい粘土に近い形でと言うことでしょうか。
  


Posted by きんぴら農園長1 at 09:09Comments(0)イベント

2015年10月08日

不定期ですがそば会をやっています。

きんぴら自然農園では今そば刈りの最中です。
今年は全部手刈り決行、明日で4日目の作業となっています。

さて、農園で採れた蕎麦を多くの皆さんと楽しむべく、お店の常連さんに蕎麦打ち名人がおりまして、その督太さんのご厚意でそば会をやっております。一人200円というお安い価格でお昼に打ち立てのお蕎麦が食べられるというものです。
そば会開催曜日は日曜日となっています。

そば会の開店日連絡は名人の都合しだいですので、督太さんから直接メールして頂いております。
そば会の連絡が欲しい方は下記アドレスきんぴら工房までご連絡頂ければと思います。
zzouridaisuki@hotmail.co.jp
最初のZは1つだけに訂正して下さい。

尚そば粉は1キロ1000円でも販売しております。  


Posted by きんぴら農園長1 at 07:10Comments(0)お知らせ

2015年10月05日

乾麺出来ましたが、もう少しお待ち下さい。

新しい乾麺が出来上がってきました。
直ぐお店に並べたいところですが、念のためにカビ検出の検査に出しました。
今回は麦粒そのものも検査に出してあります。

検査所で一体どのくらいのカビの量があったら販売として扱えないのかと聞いてみましたところ、カビは空気中どこにでもあるものなので、まったく検出されないということはないそうです。
さて、どのくらいの量までなら・・・・と言う質問の答えは。
どのくらいの量という数値での最低ラインはないそうです。
基本的にはいくら入っていても販売は出来るそうです。
ただしその量によってはカビ臭の為に販売は出来ないでしょうと言うことです。

製造所のお話も少し頂けました。
いろいろな小麦が全国から入ってきてその中には麦臭とも判らない独特な香りを持っているものも多いそうです。クリームのような甘い香りや、草の実の入ってしまった香りもあるそうです。

きんぴら農園では3種類の麦のブレンドと言うこともあり、複合された不思議な麦の香りとなっている気がしています。特に黒澤製麺さん所でのスペルト麦で作った時には大変不思議な香りがしたそうです。
スペルトは古代麦の1つですので、黒麦はそれに近いと思いますし、大麦も煎り初めの時には独特な香りを立たせています。

とにかく食べ物として嫌な匂いと言うことであれば少し工夫していく必要がありそうですね。

検査結果が出てきましたらその数値(400以下)によって販売の再開を決めたいと思います。
と言うことで、もうしばらくお待ち下さい。
  


Posted by きんぴら農園長1 at 21:20Comments(0)お知らせ