2011年03月31日

支援パンの行方は。

昨日こちらから配送したパンの行先の報告があった。200個という数だったので、150人非難しているところに運び込まれることになったそうです。門脇の女子高校に非難している人達に届けるそうです。避難所にいる人達も昼間は家のあった場所に出かけて片付け作業をボランティアの人達とやり始めているそうですが、食料はまだまだ不足しているのでしばらくは送って欲しいとのことでした。比較的大きな避難所には食料も届いているそうですが、やはり届かないところもあったり届いても量が少なく、3食しっかりとは行っていない状態のようです。
片付けが終わり、個人の住居が出来るまでとなるとほんとうに先の長い支援が必要となるでしょう。
お金が続く限り、向こうで要らないというまでは続けたいと思っています。  


Posted by きんぴら農園長1 at 18:00Comments(0)被災地支援

2011年03月29日

店長は石巻市を支援します。

昨日の夜宮城の農家とリンクを張っているところのブログを覗いてみたら緊急支援のお願いが載っていた。支援物資が届いていないところがあるそうで、そこへ支援物資を届けるので次のものを送って欲しいというものだった。最初にパンがあった。これは手伝えると思った。どこの場所へ何を送ったらいいのかテレビを見ていてもなかなか判らない。向こうでは朝6時からガソリンを入れるために行列に並んでガソリン確保から一日が始まるそうだ。とにかく燃料がないと集まった支援物資も現場に運べないのだ。無農薬で米作りをしている仲間たちの行動をぜひ支援したいと思う。
明日から週一回被災地へ送るためのパンを200個焼き続けることにした。材料代や送料など掛かるので多くの人にこのお店のプロジェクトに協賛して欲しいと思っている。お店のカンパ箱にぜひ気持ちを入れてください。宜しくお願いいたします。
支援サイトです。 http://tarikiblog2.blog22.fc2.com/blog-entry-353.html  


Posted by きんぴら農園長1 at 19:53Comments(0)

2011年03月27日

夜の食堂ラ・ピンキ無事に終わりました。

いつものことながら、ラ・ピンキの料理は大体のメニューは頭に描いてはいるもののぶっつけ本番というのが通常となっている。迎える側としてはいつもこれでは申し訳ないと思っているが、おもてなしを受けた人達の一応の反応は非常に良いので続けてけばいいかなと。
今回は昨年とれた貴重な自家栽培そば粉を使ってメインにそばをお出ししました。店長はこの5年ほどそば打ちをしていないので、毎週お店にそば打ちに通ってくれている月パンさんに頼みました。快く受けて下さり、ゆで方時間の言いつけを守ってお出ししたわけです。そばつゆはハーブの香りを利かせた道草スープをベースに味醂と醤油で味を整えたものです。わさびは入れずに薬味には種から畑で育っていた長ネギとシソの葉を使いました。大受でした。

今回のお客さんはキンピラのオリジナル乾麺を仕入れて売ってくれている知り合いということもあり、店長もリラックスムードで楽しく過ごせました。しかしながら本音でお料理の評価をしてくれたかまでは見通せません。
有難う御座いました。

来月のら・ぴんきは30日の土曜の夜となります。まだまだ畑の野菜は望めないかもしれませんね。
5月のら・ぴんきはイベントのためにお休みとなります。
6月は田んぼ麦作業にかかっているために相当おつかれバージョンと予想されるためやはりお休みになる可能性が高いと思いますが、もう少し近くなってきたら判断したいと思います。  


Posted by きんぴら農園長1 at 12:58Comments(0)

2011年03月23日

東北関東大震災に募金しました。

きんぴら工房では小さな木のカンパ箱があります。この数年はカウンターに出ることはなく、レジに小銭が入らなくなるとこのカンパ箱に入れて密かに貯めてる程度だったのですが、この春のパン祭りから再びこの大震災にあった方たちにカンパをしたくカウンターに置くことにしました。土曜から月曜までの3日間でカンパ箱には7,526円がたまった。我が家の息子達も少ない小遣いから小銭を集めて想像するに少額を入れてくれたようだ。それに加えパン祭りの売上から12.220円をカンパすることにしました。それから鳥の絵葉書を置いてくれている野鳥写真家の柳田さんがやってきて今までのはがきの売上金を全部カンパすると言ってくれた。僕の周りの沢山の人が震災へ思いを置いていることがよく判る日だった。
今まで常連のお客様へのサービスとして約1割の値引き還元サービスとしてポイント制度を行っていましたが、被災者の方たちへの募金にまわしたいと思います。この先1年間ポイントサービスを休止いたしますので宜しくお願いします。
けっして儲けの多いゆとりのあるパン屋ではありませんが、塩尻の店で売るパンの売上の1割を募金に回していこうと思います。この先1年間被災地の方たちと共に頑張りたい店長の気持ちです。

昨日早速郵便局へでかけ皆さんから頂いたお金全部26.326円を日赤の震災募金へ入れてきたことをご報告いたします。

日赤の本部広報部にいる友だちから連絡が入りました。24時間体制で募金に関する仕事に追われているとのことです。
寝不足で体がきついけれど頑張っているよと。今回の震災募金はそのすべてが震災被害者の支援復興に使われると言っていました。私たちの残業給料は無しでボランティアということらしい。
多くの人が災害のおかげで痛みを共有しようとしている。
日本中が無縁社会になるのかと思っていたら、とんでもない。
今日本中が有縁社会になっているみたいだ。  


Posted by きんぴら農園長1 at 09:15Comments(0)

2011年03月16日

今年のパン祭りはそれなりにしたい。

次の日月曜日(20・21)は春のパン祭りをすることになっている。こういう時だからやめようかとも思ったけれども普通の生活をすることの意味も大きいと感じている。買いだめに走らずに他人の為にいつもと同じ量をいつもと同じように買うことはとても大切な事だし、いつもと同じ気持ではいられないが畑で作業することも収穫をするためにはとても大切なのだ。
ラジオから流れてくる応援メールや詩がこんなにも心にしみてくるのはなんだろうか。歌手は勇気や希望を持たせる歌をうたうしか無いと思った。やはりパン屋はパンを焼くしか無い。いつもと同じようにパンを焼くことが生活や家族を守ることに繋がっているその意義はとても大きい。
今年のパン祭りで変わることは生産量を控えることと、カウンターに久しぶりに釣り銭カンパ箱を出すことだろうか。
最近では店長しかこの箱に小銭を入れていない。溜まっているお金は日本ボランティア協会に入れていたが、今回は震災被害者の方に使ってもらうために赤十字に入れることにした。
バラエティー番組はまだいらないが、世界じゅうの原発を加えた原発事情を特番で組むくらいのマスメディア精神がほしいものだ。  


Posted by きんぴら農園長1 at 18:48Comments(0)

2011年03月14日

災害の津波はここにも押し寄せています。

パン屋はこんな時にも普通に仕事をしています。すごい違和感を心と体に感じながら粉を練っています。いつもと変わらない生活に重要な課題があるように感じています。普通に暮らす行為はとても幸せなことだからです。災害の波紋はこんなにも離れた信州にもやってきて、車に頼って生活している田舎人は販売規制のかかっているガソリンに飛びついています。スタンドから燃料がなくなるのは災害地優先なのだから仕方がありません。車を少しでも使わないようにする事に嫌な思いはありません。燃料の問題で運送会社も動きが悪く物資がいつものようには動かず、お店の商品だなからものが無くなって何も乗らない棚が出始めています。それはいいのですが、それを見て必要以上の偏った購入をし始めていないかということです。
きんぴら工房はいつもと同じ量のパンを焼きいつもと同じところへいつものように配達します。いつも買ってくれてる人達の普通の生活を守るためにです。そしてそれが我が家の生活を守ってくれています。
非常時にもいつもの生活を崩さないように努力していきたいと思います。
でも、僕の課題は家族を守ることだと思っています。
今回の地震で誘発されて北海道から始まった比較的な大きな地震が、南へと下がってきています。いつでも起こりえる東海地震は本当に目の前に来ていると感じざるを得なく、今まで非常時を想定してしないといけなかった非常袋と食料の備蓄を始めました。次の被災地は自分たちになるかもしれないと思っています。
東海地震が起きて浜岡原発に事故が起こる前に浜岡市民の要請に応じて今原発を止めておいて欲しいと本当に本当に願っているのです。浜岡原発の下には断層が走っていることが数年前に判りました。やっぱり地震が起きてからは止められないのですから。  


Posted by きんぴら農園長1 at 18:32Comments(0)