2012年10月15日
松本クラフトピクニックに出店してきました。
10月のイベントもこれが最後となります。早朝2時からのパン作業と夜8時までの連日の仕事で少々バテ気味ですが、今年は家族4人だけで何とかこなすことが出来ました。パン作りの揚げパンも例年12時過ぎには生地がなくなり、午後は済まなそうにお断りの言葉をかわしてばかりでしたので、今年は3倍の生地を仕込んで立ち向かいました。午後2時ころにはそれもなくなりました。今年も小さな子供連れの方中心ではありましたが、楽しいひと時を味わせて頂きました。ありがとうございました。来年もまた楽しんでいただけたらと思います。
他所と比べると内容はともかくとして100円で参加できるものはなく、安すぎるのではないかとあちらこちらから声が聞こえてきます。ガスボンベ(一つ348円✕6本)の代金を考えると儲けは出ませんので、来年は150円として元代だけはキッチッと頂けるようにしたいと思います。
疲れている体での揚げパン屋さんはきついはずなのですが、皆さんの笑顔や小さな子供たちの可愛いしぐさにすっかり打ち消されていました。
パン売りの方はちりめんコッペとスルメコッペとイベント人気商品は抑えました。というのも、原材料のかかるものは今回控えて持って行こうというj事になりました。
農園パン屋としてはやはり小麦の栽培からパン作りまでこなしていることを売りとするしかありませんので、こういう場では売れないだろうなと思っていても、なんとかパン生地を食べてもらうライ麦系や食事系のものを多くして購入してもらうしかないのだろうと考えました。その場で食べてもらえるものがいつもよりも少なかったのは人手不足のこともありましたが、そんな理由からでした。サンドパンや調理パンが少なく、自農園で無農薬栽培しているぶどうエキスを使ったクリームサンドやぶどう田舎パンなどはやはり農園パン屋らしいパンをと考えてのことでした。
かぼちゃを使ったスナフキンとおにたまピザとアンパンとスルメコッペ豆パンなどはやはり人気があり早くに売り切れとなりました。いつも作っているものも少しでしたが持って行ってよかったと思いました。
それにしても、イベントでの販売は多くの人と顔をあわせての販売ですので、いつもどんな人が買ってくれているのかとか、ああいうパンはないのとかいつもアルプスで買っていますよ、とかお久しぶりとか色んな声やなつかしい顔と出会えたことにつきます。いつもブログを見ていますよといってくれたお客さんとは4つの内どのブログがいつも気になりますかとか、少し話がしたかったのですが、会話をするゆとりがありませんで残念でした。
今年の秋から始めた無農薬栽培のぶどう狩りで知り合った若いお母さんたちも数人訪れてくれました。
店長も季節を変えるたびに体力気力が落ち放題であります。これからは息子が色々と考えを取り入れて、きんぴらも変わっていくのだと思います。お客様も若い世代に変わって行っています。大手の飲食チェーン店や企業ができない地域に根ざした本道を行く商売を続けていけたらと思っています。
これからも多くの人に支えられながらやっていけたらと思いますので、よろしくお願い致します。
きんぴらパンを購入して頂き本当にありがとうございました。
来年もまた笑顔で会いましょう。
お元気で。