2014年07月25日

オリジナル乾麺の準備始めました。

昨年の製造販売をあきらめていたオリジナル乾麺ですが、やっと今年南部小麦と里の空といううどん用小麦が取れました。今その製粉作業に奮闘しているところです。



昔は今使っている製粉機に循環器が着いていて白い粉を取ることも考えて使っていましたが、循環器の中には空洞部分が多く虫が巣を作りやすいことから虫混入を避ける為に外すことにしたのでした。

それからはズーとお店の北壁におっ立てかけてありました。
今回精製粉を50から60キロ乾麺用に製粉することにしたのは良いのですけれど、やはり手作業で何回もホッパーに入れ戻す作業というのは体力的に参ってしまいました。
10回掛けに2時間余り掛かってしまいました。
18キロホッパー一杯分を10回掛けても粉は全体量の半分9キロくらいしか取れませんでしたので、60キロの精製粉を作るとなるとこれは大変だと言うことで、今日はその循環器の掃除と手入れ作業から始めました。

最初は圧力水できれいにしようかと畑に持って行きましたが、濡らしてしまうと今日は作業出来なくなるので、これは手作業できれいに拭き取り作業をして仕上げにエアーブラシでと言うことにしました。

錆はドライバーの先で削り取って植物油を軽く塗り込みました。
外した時に掃除をしておいたので虫や粉のゴミは殆ど無く、錆がひどかったです。

   

取り付けが大変でした。
循環器はまだ小さいモーターが着いているだけなので重さはそんなでもないのです。
が、製粉機は重いモーターと製粉機がドッキングしていますんで、一人ではとても持ち上げて移動は出来ません。
でも、製粉機を高さ50センチの台から床に下ろさないことには循環器が使えないのです。
一段低い段を牛乳ケースを並べて作ってそこへ摺下ろすことにしました。

 

失敗しました。
ホッパーがべこぼこに、左足のすねに擦り傷ができました。

  

早速製粉作業開始。
所が上からも下からも漏れる漏れる。
粉が漏れるのだった。
ホッパーに流れ込むのと同量が裏側の床にたまっていくのだった。



いったん組んだのをまた分解して隙間テープを挟み込んで組み直しました。
これでバッチリ漏れませんが、どうもホッパーからの粉の落ち量を調節しきれません。
シャッターの開きが同じでも止まってしまったり流れすぎたりとどうしようもありません。
こういう事は粉がしけっているとなりやすいのですが、水分計で計ってみたところ10.5でしたので却下ですね。

今日一日掛けて製粉した量は15キロでした。
昨日との分で30キロとなりました。




  


Posted by きんぴら農園長1 at 19:44Comments(0)新製品お知らせ