2012年03月03日
おかしい、どうしたんだ。追記あり。

本日のパン焼きは穂高の有明でお蕎麦屋さんをしていたふじもりさんでフリーマーケットが開かれるというので、そこへ出店するためのパンも焼いていた。開店時間に合わせるために早朝3時より作業に入っていたが、8時ころよりどうもおかしい。分割作業をしている店長は成形と焼きを息子に主やってもらうので、ホイロや釜の方には全く関わっていなかっった。最初に焼けてきたパンから冷やすための棚におき始めたので、分割作業も終えて袋作りに入った。
後から分割していた分の発酵を見ようとホイロのドアを開けてみると暖かさがないのだ。35℃設定なのにどうなってんだ、上部に付いているファンも回っていない。電熱線のある下部の鉄部に触ってみてやっと判った。電気が来ていないようだ。遂に中古で購入して長いこと使っていたホイロが壊れたかと。ドアのネジもところどころ外れて締りも悪いし、ファンもたまに止まってしまってることもある。一番ひどいのはドアの中にある断熱材に使われている木が腐っていることだった。今の時代断熱材に流石に木は使っていないだろう。自分の代でパン屋をやめる気で居たので、新しい器材を購入する気に離れなかったが、息子がパンのことも暫くは関わりそうな気配充分なので、あと10年くらいは続くだろうか。中古でもう少しバージョンアップしたホイロを探そうかと思っていた。
・・・・・そんな事を考えながら小型電気暖房機をホイロの中に設置して11時ころからやっといつもの作業の形になった。
さて、夕方近くになって来て明日パンを少しだけ焼こうとなってミキサーのスイッチを入れてみたら動かない。
200ボルトの電気が午前中から来てないのかい。配電盤を開けてみてブレーカーが落ちていないのを確認してから中電に電話を入れてみた。停電にはなっていないようだ。なにか試して電気が通じることってあるのでしょうかと聞いてみると、メインのブレーカーを一旦落として入れなおしをしてみると直ることが稀にですけれどありますと…ほほう、なるほど、接触不良ってやつだな。素直にやってみると一発で通電したわけで、中古であれ新しいホイロがこの店にやって来ることはまた先になったというお話でした。
追記 6日
やっぱりおかしい。又電源が落ちているじゃないか。ブレーカーのスイッチを入れ直すと復帰するがホイロのスイッチを入れるとまた切れてしまうことが判った。ホイロにはファンと温度と湿度とそれぞれ1つずつスイッチがあるので、1つずつ確かめながら入れてみた。すると湿度のスイッチを入れると漏電のためにブレーカーが落ちることが判った。という訳でお湯はり天板を一番下において湿度を確保することにしました。まだ買いませんと言うより買う必要はないと判断しています。